こんにちは。さおり(@saori_s_cafe)です!
介護の現場に身を置くあなたは、今の給料に満足していますか?
20〜30代の介護士の平均年収は、359.1万円。
これを見て、多いと見るか少ないと見るかは価値観によるところだと思います。
しかし「給料」は、私たちが生活していく上で、見て見ぬ振りできない現実です!
どんなに綺麗事を並べても、私たちはボランティアしているわけではありません。
「仕事」という社会貢献、誰かの役に立つという対価が「給料」に反映されています。
この記事では、「大切なお金の話」をしたいと思います。
もくじ
介護士の給料は低いのか、妥当なのか
介護士の給料は、他の業種に比べて低いのか。
私は「低い」と考えています。
20〜30代の介護士の平均年収の【359.1万円】という数字も、地方だとびっくりするほど下がります。
介護福祉士として働く私も、毎月手取り15万円というリアルを噛み締めています……くっ!
どうして、介護士の給料は安いのでしょうか?
介護報酬と公定価格という現実
なんだか難しい話になってきました!
簡単に説明すると、
私たちが介護を提供したことで得られる報酬は、国や市町村であらかじめ決められている、ということ。
これってつまり、私たちの給料は「国や市町村」が握っているといっても過言ではありません。
勤続10年の介護福祉士に8万円相当の処遇改善!(2019年10月確定)
やったー!やっと介護の現場にも光が射したのだー!!
と、手放しで喜んでもいられません……。
こんな「目の前の餌を追いかけさせる」ようなやり方は、介護の仕事の本質を何もわかっていないんだなと悲しくなります。
このような改革で介護職員の離職率が下がるとは、私には思えないのです。
なぜなら、
「介護=過酷」というマイナスイメージが先行してしまっているから。
介護の現場の質を落とさないためには、どうしたらいいの?
介護職員が離職すると、現場のマンパワーが減り「介護の質」は明らかに低下します。
それを防ぐためには、
私たち介護士が、「介護の魅力を発信する」必要があると考えています。
ある程度、人とコミュニケーションをとれる人であれば、介護は誰にでもできる仕事です。
その「誰にでもできる」という間口の広さが「介護の魅力」でもあるのです。
「人の役に立つやりがい」を発信することで、介護士が自分の仕事に自信を持ち、結果、離職率を低下させられるのではないかと考えています。
入り口が広い「介護」という仕事の「奥深さ」を知るのも一興です!
どうしたら給料がアップするの?
現在、介護の仕事をしている人が悩む、「どうしたら給料がアップするのか」についてですが、
ひとつに、介護福祉士の資格、ケアマネージャーの資格を取得すること。
そしてもうひとつに、違う事業所に転職するという選択も給料をアップする方法です。
現在の職場の人間関係が辛い、という人は転職を強くおすすめします。
介護の現場にいた!というだけで、あなたは必要とされるのです。
なぜなら、
介護は「慣れ」が必要だからです!
働く事業所によって、給料は全く違う!
小さな事業所よりも、大きな事業所の方が福祉用具の購入や、サービス展開など大きく行えるため「人件費に割ける割合」が高くなります。
そのため、給料も小さな事業所に比べて高いことが多いです。
現在勤めている職場で給料や人間関係に悩んでいるなら、転職という形もありです。
介護の現場の転職者は「30〜40代」も多くいるため、年齢を気にする必要はないと思います。
お金をとるか、環境をとるか、それとも資格を取得するか!
現在働いている職場が「良い環境」であれば、積極的に転職は勧めません。
それよりも、その「良い環境」を生かして、介護福祉士やケアマネの資格を取得することを全力で応援します!
私も、今の職場が良い環境だったため、「どうせなら介護福祉士の資格とったるわーい!」と勢いで受験し、合格しました。
良い環境は心にゆとりを与えます。
「資格取得」という目標を自分自身に与えてみるのも、ひとつの生き方です。
Saori’s Cafeに訪問してくれる人たちのために、今後「介護福祉士の資格取得の勉強法」という形でみなさんを応援できたらいいな、と考えています。
まとめ
「介護士の低賃金」という事実は、私たちが立ち向かっていかなければならない問題です。
20〜30代の私たちの世代が声高に、介護のリアル、魅力について発信していかなければいけないと考えています。
現在の介護士の給料では、介護をする人がますます減っていきます。
だから私は、「お金」ではない、介護の「魅力」を発信しています。
今こうして発信していることが、日本の介護の未来をつくる!という熱意を持って、ストーブの前で黙々と記事を書いているのです。
コメントを残す